戸田病院 アフター5勉強会「肺炎の初期予防について」
日本人の死亡要因の3位に肺炎が挙げられており、中でも高齢者の誤嚥性肺炎での死因が非常に高いといわれている。当院においても肺炎での死亡率が高くなってきており肺炎の原因を理解し十分な観察と食事や口腔ケアなどの看護援助を行い肺炎の初期予防に努めていく必要がある。
講義のなかで高齢者の肺炎の特徴や、誤嚥しやすい理由、肺炎の診断基準、観察ポイントなどの話しがあった。
また予防法として食事形態の工夫、食事時の姿勢、口腔ケアの具体的な方法などすぐに実践できるものであった。
肺炎のほとんど誤嚥が原因で起きている。
特に精神疾患を患っている場合にはリスクは高くなる。
看護師は誤嚥による危険性を最小限に抑え、より良い生活支援ができるよう的確、かつ効率的な看護ケアが不可欠となる。
肺炎に対する知識を深め異常の早期発見・早期治療に対応していくことが重要だと再認識させられた。